余興での白塗りメイクとフェイスペイントのやり方
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最終更新日:2017/10/28
►余興のテクニックとノウハウ
余興でコスプレをしたり、仮装をしたり、あるいは変装をしたりする時に、白塗りメイクが必要になることもあります。ここでは、薄い白色ではなく、聖飢魔IIのデーモン小暮閣下や、ゴールデンボンバーの樽美酒のような、真っ白な白塗りメイクのやり方を解説したいと思います。(2)と(3)の方法ではフェイスペイントもできますよ。
白塗りメイクの簡単なやり方(1)~正統派編~
まずは正統派の白塗りメイクの方法です。舞台化粧などに用いられる手法で、上記の白塗りアーティストの方々も、この手法を用いています。
但し、これらのプロが用いる手法をそのままやるのは、手間と予算がかかり大変なので、ここで紹介する方法は出来る限り簡単にしたものです。最小限の低予算に抑えました。撮影などで比較的長い時間、白色メイクを維持する必要がある場合は、この方法が良いでしょう。
【メリット】発色の良いハッキリとした白色で、落ちにくいメイクが可能。他の方法に比べ、圧倒的に肌にやさしい。
【デメリット】準備と事後処理が少々大変。他の方法に比べ、予算がかかる。
1.カミソリで顔の産毛を剃って、洗顔フォームで洗顔後、化粧水をつける。
2.三善のグリースペイントを手に乗せて、指でグルグル混ぜてなじませます。グリースペイントは最初はベタベタですが、これで少しだけ柔らかくなり、伸びも良くなります。
これを顔に少量ずつちょんちょんとつけて、カットスポンジで全体に伸ばします。カットスポンジは100均のでOK。水に一旦濡らした後に、よく絞ったものを使用すると、伸ばしやすいです。グリースペイントは、元々量が少ないので、半分以上使用することになると思います。
最後にスポンジで叩いて、ムラを抜きます。
3.このままでは顔がベタベタで、ちょっとした接触で手や服についてしまいます。これを防ぐため、粉白粉を上からまぶしていきます。但し、予算を抑えるため、ベビーパウダーでもOKです。
思い切りパウダーをパフにつけて揉み込みましょう。そして、顔を叩くようにして、顔全体にパウダーをなじませます。使用するパフは毛足の短めのものを使います。
これを何回かやれば、顔全体がサラッとして、ちょっとやそっとでは色が落ちなくなります。
4.余分なフェイスパウダーは、チークブラシなどで払い落としましょう。これで白塗りメイクは完成です。
5.ゴールデンボンバーの樽美酒のように色を加える場合は、この上から、三善のライニングカラーを筆で塗っていきましょう。 やり直しがききませんので、慎重且つ大胆に塗っていきます。筆は毛先が1㎝程度の100均商品でOKです。
6.化粧を落とす場合は、水での洗顔だけでは、なかなかとれませんが、ベビーオイルを化粧になじませることで、簡単に落ちるようになります。
白塗りメイク(フェイスペイント)の簡単なやり方(2)~簡単編~
「正統派のやり方だと面倒だ。肌に多少悪くても、白塗りを短時間維持できればよい。」という方は、絵の具を顔に直接塗っちゃいましょう。白色以外の色もあるので、フェイスペイントもできます。
しかし、さすがに危険な成分(カドミウム等)が含まれている可能性のある一般的な絵の具を使用するのはオススメできません。安心して顔に塗ることのできる絵の具を2つ紹介します。
【メリット】比較的簡単に、発色が良い白塗りが可能。白以外もペイントできる。
【デメリット】長時間の維持には向かない。お肌に良くはない。
こちらの2つの絵の具の使用レビューを「クロマクリル VS ミラクルペイント フェイスペイント絵の具の頂上決戦!!」でレビューしておりますので、興味があればご覧下さい。
- クロマクリル オーストラリアの安全基準をクリアした子供用アクリル絵の具。水性で毒性がなく、乾くと汗にも強い。石鹸での洗顔で落とすことができる。値段の割に容量も多いため、顔全体を塗るような場合でも、十分。
- ミラクルペイント(旧ハガレックス) フェイスペイント用の天然ゴム絵の具。素材が特殊なため、値段と塗りにくさが欠点だが、ペロッと簡単に剥がすことができるため、後始末が簡単。
白塗りメイク(フェイスペイント)の簡単なやり方(3)~超簡単編~
「上の2つのやり方でも大変だ」という面倒くさがり屋の方に紹介する最後の方法は、クレヨンです。
マキヤージュというスペイン原産のフェイスペイント用クレヨンで、安全性にも配慮されております。
他の道具を必要とせず、このクレヨンさえあれば、顔にペイントすることができるので、お手軽です。
但し、発色は劣りますし、色落ちしやすく、汗にも弱いです。
値段は手頃なので、とりあえず試してみて、駄目だったら他の方法を検討しても良いかもしれません。
【メリット】お手軽。簡単にペイント可能。白以外もペイントできる。値段が安い。
【デメリット】長時間の維持には向かない。お肌に良くはない。色落ちしやすい。
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